Nairobiのスラム “Mitumba”

今日はMitumbaという所に行ってきた。

ナイロビには10年もの間このMitumbaに住む人たちに関わってきた宮田さんという日本人がいる。

今日はその人に案内をしてもらい、初めてスラムを訪れた。

宮田さんは、別名“チャイルド・ドクター”と呼ばれる人で、衛生的な生活環境にないこの場所の乳児死亡率を0,2%まで下げた人。

住民が医療にアクセスできる仕組みを作り、ケニアに住み続け支援を行っている。

「僕は医者じゃないんです。医者じゃなくても、ひとの命を救えるんですよー」とにっこり笑って話をしてくれた。

ここで今日一日過ごして思った事。

子ども達が明るい。ほんとに明るい。無邪気で、元気で、強く逞しい。

下水が溢れる家と家の間の細い路地を駆け抜けて走る。

拾ったゴミでおもちゃを創って嬉しそうに掲げて遊ぶ。

道ばたでごろごろ昼寝する。

大きい子は小さい子の面倒をしっかりみる。

手を繋いで、どこまでもどこまでもはしゃいでついてきてくれる。

今日見たどの場面を切り取っても、子ども達の本当にきらきらしてる顔が浮かぶ。

貧しく苦しい環境で生きているけれど、そのぶん心は豊かでしなやかなんだと感じた。

スラム街に、子どもの笑い声が響き、女性はお洒落をし、美味しそうな屋台も並ぶ。

想像していたよりもずっとずっと明るい光景だけど、でもその裏にはそれぞれの家庭の苦しい現実がある。

今日家にお邪魔して話を聞かせてくれた女性は、右半身の痺れから仕事を続けられなくなり、夫と子ども6人とここに越してきたそう。

トタンを張り合わせて創られた家の中には、窓も電気もなく、昼間なのに真っ暗だった。

夫の月収は3000ksh(約3000円)そして家賃は1000ksh(約1000円)。

ケニア政府からの支援等は何もなく、子どもを学校に行かせ、ご飯を食べさせる事がどれだけ苦しいか話してくれた。

朝はチャイ、昼はおかゆ、夜はウガリ(トウモロコシの粉を練ったもの。)が毎食だそう。

それ以外の物を食べれるのは、夫が何か食べ物を持って帰れた時だけ。

ここの生活が好きではないと、体が良くなれば前のように農業をして山で暮らしたいと、小さな声で話してくれた。

その横で、来客にはしゃぐ元気な子どもの姿。

それを見てほっとする反面、いつまでこの笑顔が続くのかと考えると、やはりこのままでいい訳はないと感じた。

お出迎えにきてくれた子ども達

Mitumbaにはトタン家と洗濯物が並ぶ

日常風景。Mitumbaにはパワフルママがたくさん。

どうしてもゴミの腐敗臭や下水の臭いが鼻につく。

最後まで見送ってくれた、かわいいかわいい子ども達。

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