Bauさんのくれた船

ここケニアでは、町を歩くと一日一回は絶対「チナ!」(スワヒリ語でChina・中国という意味)とか「チン・チョン・チャーン!」(中国語を真似したケニア人のからかい文句)と声をかけられる。

一日一回どころじゃないか。

止めてほしいけど、それがものすごい流行ってる。

「日本人だよ!」と言ったり、得意なでたらめ中国語で返したり(これも失礼?)、ほとんど無視したりしてやりすごしている。

ところが数日前、職場から家に帰る道の途中、めずらしく「こんにちはー!」と日本語で大きな声をかけられた。

それがすごく新鮮で、思わず振り向きその人の所に寄って行った。

私を呼んだのは、私の住むアパートの隣にある木工所で働くBauさんという人だった。

なんでも長く仲良くしている日本人の友人がいるらしく、日本人が大好きなんだとか。

顔をくちゃっとさせて笑う素敵なおっちゃん。

直感でこの人は信頼できそうと感じた。

その日から、通りがかると挨拶を交わしたり、おしゃべりしたりするようになった。

そしておととい、「I want to give you ふーにぇー! ふーにぇー!」とまたくちゃっと笑顔で言われた。

明日にでも持ってくるから来てね、と。

そして今日木工所に顔を出してみると、Bauさんはまたくちゃっと笑って「ふーにぇー」をくれた。

私の行ってみたい場所の一つであるケニアのラム島出身のBauさんが、ラムの浜辺の流木を使って創った船だった。

見ているだけで、なんだかものすごく気持ちが和むふーにぇーは、まるでBauさんのよう。

Bauさん、ありがとう。

嬉しい出来事だった。

アパートの屋上の水たまりに寄せてみた、出航前のふーにぇー。

屋上から撮ったBauさんの働く木工所。アラブ人のオーナーを筆頭に気のいい職人達がたくさんいる。

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