おいしいピラウの作り方

ここ最近色んな方のお家に招いてもらい、食事をいただく機会が続いた。

同僚や、友達の知り合い、近所の人等など。

「ここが私の家です」って言われるまで、その人の生活の背景は見えないもの。

普段素敵に着飾っている同僚の家が、四畳程のスペースで炊事場と寝床と全てをかねているような小屋のような家だったりする。

かといえば、若い人に大きなキッチンのある、タイル張りの奇麗な家に招かれたり。

ケニア人の日常に潜り込むと、この国に住む人たちの生活には、大きな格差があることを痛感する。

どんなお家でいただくご飯も、たいがい美味しいんだけど、どの家の家庭料理も、レストランと同様に味がすごく似通っている。

その理由は、実際に一緒に料理してみて分かった。

ケニアでは皆が何でもかんでもRoycoというこの総合調味料のようなものを使っていた。

炒め物もスープもRoyco一本勝負。東アフリカのおふくろの味。

美味しいんだけどなあ、毎日はまだ早い。

という訳で、今夜ごちそうになった知り合いの家では、「何食べたい?」と聞いてくれたので

Royco舌を休めるために遠慮なく、「(Royco使ってない)ピラウが食べたい。」とリクエストさせてもらった。

そして今日は念願だったピラウ(東アフリカ的ピラフ)の作り方を教えてもらった。

 

《材料》

お米・水・油・牛肉・トマト・玉葱・パクチー・ニンニク・生姜・ピラウミックスと勝手に名付けた香辛料

《作り方》

①小さなJikoに火をくべて、炭に火をつける。火よつけー、とパタパタ扇ぐ。

②肉を洗って汚れを落とした後、塩たっぷりの水で30分程ぐつぐつさせ柔らかくする。蓋の上にレンガを置いて重しにして圧力鍋ふう。

③香辛料を原始的なかんじの素敵なすり鉢でゴリゴリ潰して香りを出す。玉葱とニンニクを一緒にしたものも。しょうがも。

④フライでもするのかという程の大量の油を鍋に入れ、玉葱ニンニク→しょうが→細かく刻んだトマトとパクチー→塩と香辛料→肉→熱いお湯→洗った米の順に炒めながら入れていく。

⑤15分程混ぜて、水分が減ってきたら下にくべている炭の量を減らし、蓋をした鍋の上にくべる。(こうすることで水分をとばす。)

⑥15分程待ったら美味しいピラウの出来上がり。

 

今日お邪魔した家の炊事場は外だったんだけど、たった一つのJikoを要領よく使ってうまいことピラウを仕上げ、チャイもこしらえる。

その手際と要領の良さはつい見とれてしまうほど。

でも結局買い物から夕飯完成まで、3時間かかった。

もしもガスコンロや湯沸かしポット、まな板やフードプロセッサーなんてものがあれば、1時間もせずに完成させれる料理だろうな。

でも一つ一つの過程に、ケニアの暮らしを支えるママ達の知恵や伝統がある。

料理をしながらの女性達のおしゃべりタイムも、この国の文化の一つ。

決してスコーンと簡易化してすっとばして欲しくない過程たち。

この国がどんどんと発展していっても、こんな風景が失われないで欲しいなぁ。

写真は携帯でとってもらった暗ーいもの。(ケニアの携帯普及率はものすごい。二台持ちも、よく見かける。)

村の方を歩く時は、ほとんどカメラ持ち歩いてないので、美味しそうなピラウが撮れなかった。

私ピラウかき混ぜ中。

それにしても「Kidogo! kidogo!」(少し!少し!)と何度言っても、すごい量を皿に盛られるもんだから困る。

途中までは美味しいのに、最後は食べきるまで戦い。

今日もたらふく食べました。

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