あたらしいクラス

またまた一週間が無事に終わった。

今が金曜日の夜であるということが嬉しすぎて、いろいろおつまみを作って5時から一人晩酌。

 

ばたばたと過ごしていて記録できなかった今週の様子を忘れないうちに記しておく。

なんと私のクラスができた。

私の通う学校の、Special unitと呼ばれる障害のある子ども達のクラスには、23人の子ども達が在籍していて、発達段階も必要であろう課題も幅が広すぎて、明らかに授業に参加できていない子ども達が多くいた。

そんな子ども達は、寝ていたり、ぼうっとしてたり、床で転がっていたり。

でもそりゃ仕方ないと思った。

黒板に書かれた暗号のようなアルファベットや数字を繰り返し唱えられていたら、私でも床に転がりたくなる。

 

以前視察に来た時と休みの間の校長先生との話し合いで、意見を聞かせてと言われた時の事。

課題別で子ども達をグループに分けて指導した方が効果的じゃないかな〜?とか

言葉を発するのが難しいなら、簡単なサインを教えたりしたら、もっとコミュニケーション広がりそうな子が多かったりして〜?

とか、小さな声で、控えめに控えめに、ひかえめーに意見させてもらっていた。

 

そしたら、今週月曜日の事。

「たえこのクラスのスペースできたよ!子ども達を選んで、つれてって指導して!」と校長先生。

えええー!最初は子どもや学校の様子が分かるまで、よく観察する期間にさせてねって話してたのに。

でももう流れに逆らえず、なんだか事がどんどんと動いていく。

そして校長先生とSpecial unit担当の他の先生達と相談して、KSLと言われるケニアの手話をサインとして取り入れて、コミュニケーションの幅を広げたり、身辺自立を目標に、個別課題を必要とする子ども達を集めてクラスを編制することに。

するとまあ、何とも面白くて可愛い、個性がズンズン前に出る愉快な10人の子ども達が揃ったクラスが出来上がった。

担任は私と、もう一人アシスタントとして学校に勤務している先生の二人。

一から時間割を考えたり、授業内容や個別課題を考えたり、ばたばたと過ぎた今週。

しかも校長先生の用意してくれたスペースが、なんとも開放的なキッチンの脇の小さなスペースで・・・。

私も戸惑ったけど、いきなりの環境の変化に一番戸惑ったのは子ども達。

人数を数えたら、たいてい一人か二人いない、しっちゃかめっちゃか、てんやわんやの一週間だった。

ごめんねと何だか申し訳ない気持ちになりながらも、無事に金曜日を迎えた今日。

私も子ども達も少し慣れてきて、さっそく、友達を殴った後に「ごめん」のサインを使えた子がいて嬉しくなったり。

Artの授業で手形とって遊んでみたら、目を離した隙に絵の具の入った容器を放り投げられ、私の顔に青い水玉模様ができたり。

そんなこんなで、私にも子ども達にも笑顔が増えてきた。

しかも来週からは、もとの教室に移動できる事に。

私のクラスの子ども達は、遊びやダイナミックな動きを通しての学習が必要だから、スペースが欲しいと訴えたら、「あ、そうだねー」と。

それとうるさすぎてキッチン横の学級が授業しにくいよってなったため。(ごめんなさい。)

ぜんぜん計画的でなく、行き当たりばったり、その日暮らしで動いて行くケニアの学校事情。

どうなることやら、また来週から、きっと新たな出発。

 

それでも、このケニアの土地だから、ケニアの人々の感覚だからこそ、できていることがある。

何もないからこそ、自由にやれることもある。

子ども達とのいい関係とアイディアさえあれば。

私に何が出来るのかと、毎日考える葛藤の日々ではあるけれど、ケニアの特別支援教育の実践に大きな可能性を感じた1週間だった。

またここで、子ども達の事も紹介したいな。

私以外、誰一人カメラなんて見ませんの図。

 

 

 

 

 

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