Chinja

Chinjaとはスワヒリ語で、と殺を意味する。

今日は巡礼の最終日に当たる日だとかで、イスラム教のEid Al-Adhaと呼ばれる祝日。

日本だと犠牲祭と呼ばれるみたい。

ヤギをと殺し、そのお肉をごちそうにお祝いをするのだと聞いていた。

 

家の周りにも、どこでも家畜のヤギは至る所にいるので、ヤギを見る度に

「この子はまだ小さいからセーフ・・・。」

「まるまるとしてる・・・この子のだったりして。」

「あんまり草食べるんじゃないよ・・・それ以上美味しそうになってはだめ。」

と切なくなっていたこの週末。

 

そんな今日、午前中に今まで聞いた事ないヤギの悲痛な声が聞こえて来た。

声の方へ向かうと、まさにと殺の時だった。

 

一頭の黒ヤギの命が目の前で失われ、30分程の瞬く間にお肉へと変わった。

臓物も何もかも食べれる所は全て残さず食べるのだと、2人のおじさんがヤギをさばきながら教えてくれた。

怖さで固まると同時に、しっかり見ておきたいと思う自分がいた。

これまで食べてきたお肉も、食べ残してきたお肉も、全てこの過程を経ていた。

これから食べるお肉も、必ずこの過程を経て、私の口に届く。

“いただきます”の意味が、一頭の黒ヤギの命を通して理解できた、初めてのEid Al-Adhaだった。

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