Archive for 1月, 2012

2012/01/29

Faith

Faithはもうすぐ6歳の女の子。

脳性麻痺が原因で身体障害がある。

クラスの中では、唯一身体障害のある子で、移動や食事等様々な場面で介助が必要。

視力も多分色を識別できている程度だけれど、Faithはその分とっても耳がいい。

いつも大きな目をまんまるに開いて、人の声や周囲の音に耳を澄ましている。

そんなFaithの好きな事は、歌を聞く事と歩く事。

Faith is a girl. She’s almost 6 years old.

She has physical handicaps caused by cerebral palsy.

In my class, she is the only one who has physical handicaps and needs a lot of assistance, for example when she moves or when she eats.

Also she has a visual handicap. She barely recognizes colors, but her hearing is really good.

When she listens to the sounds around herself, she opens her eyes widely and strains her ears.

Listening to music and walking are the things she loves.

歌が大好き!リズムを合わせて得意の手拍子。

Faithが笑ってくれるから、教室は毎日歌声で溢れている。

担任2人でハモって歌うと、満面の笑み。

She really loves to listen music.  She can beat the rhythm with her hands.

Thanks to her, there are singing voices everyday in my class.

She especially loves the harmony of me and another teacher.

そして毎日少しずつ、立位の練習と歩く練習をする。

本当はストレッチ等してあげられたらいいのだけれど、なかなかできていないなあ。

介助歩行で歩く時は、左右の足を交互に、うんせ、うんせ、と出す。

疲れて膝がかくんとなっちゃうまで、満面の笑みで歩く。

We practice standing and walking everyday.

I know it would be better if i could stretch her body everyday, but I have not done that very often.

When she walks (with assistance), she moves her legs, step by step, until she gets tired and her knees fall down – I can see her efforts and smiling face when she does.

“Faith”という言葉は、信頼とか誠実を意味する。

この子には、何だか全て見透かされているように感じる。

すぐにイライラしたり、なかなか子ども達と心から向き合えない時もある。

そんな時にFaithのこの大きな目と見つめ合うと、この子たちに対しては誠実な人でありたいと自然と思える。

さあ、明日からまた1週間がんばろう。

Her name, “Faith”, means “trust” and “sincere”.

In line with her name, I feel she is looking at me with her heart and that she knows everything.

Sometimes I have a day when i am easily irritated or I can not enjoy being at school.

On such days I see her eyes. Her eyes makes my mind clear and I feel I want to be a person who is always honest to them.

A new week will start again.

2012/01/27

Social training

今週も無事に、へろへろになってお仕事おしまい。

先週は日本人の同業者のお客さんが、そして今週は友人が、一眼レフを携えて学校にちょこっと遊びに来てくれた。

普段は記録に残したい子どもの姿があっても、カメラで撮影する余裕などなく、これまでなかなか記録が残せていなかったので、今回はいい写真をたくさんいただいて、うれしい限り。

 

時間割には毎日Social trainingという枠を設け、洗顔や手洗い・着替えや掃除等、いろいろと身辺自立に必要な事柄を少しずつ学ぼうと取り組んできたけれど、その中で子ども達の食いつきが良くて、一番定着したのが歯磨きの学習。

週に2回程のペースでやってきた。

最初の授業では、渡した歯ブラシの3分の1が折られ、3分の1が土まみれだったのが懐かしい。

今ではみんな見通しが持てていて、どこかに散らばる事無くしっかりと座って待てるし、手順もしっかり分かって来た。

口に含んだ水を、ぶーって狙って思い切り噴射してくる子もいる。

歯磨き粉だけぺろぺろ舐めてる子もいる。

でも歯磨きが好きになった子が多く、それぞれに成長がみられる。

そんないつもの様子を写真で紹介。

さあ、歯磨き始めるよー ”Tutapiga mswaki!”

一人ひとり歯ブラシを持ちましてー

自分で磨きましょう

しっかり口を開いて磨きましょう

ブラシ側を使って磨きましょう

思うがままに豪快に磨きましょう

さぼらず磨きましょう。

おしまい。

2012/01/17

転入生Fatuma ~part2~

転校生Fatumaがお漏らししたので、いつものように母親の用意している着替えを探すと、鞄の中には2種類あった。

一つ手に取る。

 

あれ・・・どう見ても、パジャマだ。

間違えたのかな、と思いもう一つの方を手に取る。

 

あれ・・・水着だ。

そうしてパジャマか水着かの究極の二択に迫られ、水着を選んで着せてみた。

どうでしょう。

こういった小さな選択が重なって重なって、人生がつくられていく。

ああ、笑った。