Degoretti Special School

月曜から2日間かけて行われるボランティア総会というものに出席するため、今ナイロビに滞在中。

そして今回のナイロビに来る機会を利用し、公立の特別支援学校の見学に行って来た。

私の働く学校は私立の支援学校なので、これまでずっと公立の学校が見たいと思っていたけれど、普段は休みをなかなかとれないので、今回の機会を利用し長めに休みをとり、10日(金)に、ナイロビ市内のとある公立学校を訪れた。

Degoretti Special School は、ナイロビ市内から西へ約40分、小高い丘の上にあった。

学校は写真のように高い塀と鉄格子に囲われ、一体どんな所かと思いながら、鉄のドアをどんどんと叩いた。

門にはきちんとアスカリ(警備員)が常駐しており、身分や訪問の目的を告げると校長室に通してくれた。

突然の訪問にも関わらず、校長先生は快く学校の概要を説明し、私の質問に丁寧に答え、学校を案内してくれた。

きれいに整備・整頓された、すがすがしく明るい学校だった。

生徒数 370 教員数17

知的・聴覚・身体チャレンジ(校長先生はこの“チャレンジ”という言葉を使う事にこだわるのだと話しておられた。)の子ども達のクラスに加え、エイズ孤児の学級があり、一クラスが10〜30人で編成されていた。

話をした数人のどの教員も、専門に特別支援教育について学んだ経験があり、喜んで説明してくれたり日本の教育の様子を知りたがったりと意識の高さが伝わってきた。

学級は課題別に編成されていて、それぞれの学級は子ども達のニーズに合った掲示物で彩られていた。

教材教具も手作りの工夫されているものが多くあった。

これまで、公立の特別支援学校に対して、悲惨な話の数々を耳にし、勝手にイメージを作り上げてきていた。

けれど実際に自分の足で向かい、目で見て、肌で感じた事は、イメージとは大きくかけ離れたこと。

様々なケースがあると思うので、出来る限りたくさんの学校に足を運んでみたい。

 

それにしても、学校の環境の良さや、想像以上の教員の意識の高さに驚いた。

この学校は、ケニア政府の学校だが、FEED THE CHILDRENという大きなNGOにも支援されている。

私の学校と何が違うのだろうと考えると、お金の問題は必ず浮かぶ。

公立の学校教員は、私の学校の教員がもらう額の約5倍の給料をもらっている。

お金だけではないが、お金がいい仕事をするモチベーションに繋がるのはもちろんのこと。

低賃金で働く毎月の生活に困窮している私の同僚たちに、必要以上のクリエイティブな働きを求めるのは、酷なような気も最近している。

だが、お金の問題を、子ども達が思い切り学べる学習環境を用意できないことへの言い訳にしたら、そこで終わってしまう。

今の環境下で出来ることはなんだろうと、改めて見直している。

 

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