Marafa Depression -Hell’s Kitchen-

 

むかしむかし、ケニアのとある場所に、それはもう裕福な家族が住んでいました。

その家族は、「もったいない」などという言葉すら知らず、家畜のミルクで体を洗うほどでした。

それを見ていた神様は、なんて無駄な事をしているのだと大変怒りました。

そしてその家族とその土地を丸ごとひっくり返し、埋めてしまったのです。

そしてその後、その土地はとても不思議な場所になりました。

家族が体を洗ったミルク色の白と、家族が流した血の赤で彩られた岩がそびえ立つ、神様の宿る場所となったのです。

 

 

こんな昔話の残る場所、Marafaを訪れた。

ケニアのグランドキャニオンとも言われるHell’s Kitchenという場所がこの昔話の舞台。

直訳したら“地獄の台所”その名の通り、煮られるように暑かった。

ずっと向こうに地平線を望む。夕日が沈むのがとっても美しいのだとか。

Marafaはギリヤマ族の住む場所である。

ケニアはキリスト教を信仰する人が多いが、この部族はこうして自然崇拝をしたり、Witch Doctorと呼ばれる魔女を信じており、病気の時や何か心配事がある時に頼るなどしていて、なかなか個性の強い部族の一つだと感じている。

岩を削って顔料を出してくれた。これを使ってギリヤマ族は体にペイントするのだそう。

あまりセンスのないペイントをしてくれた。どうせなら鼻の上に白のハイライトを置いて欲しかった。

 

Hell’s Kitchenからの帰り、さまざまな出会いやアクシデントが重なり、Marafaの町から外れて素朴な村々のありのままのギリヤマ族の暮らしを垣間みる事が出来た。

「外国人のおなごが一人でやってきたぞー!」

と驚く人もいて、向こうも私からカルチャーショックを受けているようだった。

とにもかくにも貴重な経験ができたMarafa訪問だった。

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