Archive for 6月, 2012

2012/06/27

折り返し

今日で、ケニアに来てちょうど一年。

ケニア生活も残り一年、今日が折り返し地点。

 

今日はNairobiより北に140kmほど行ったNakuruという中規模都市に行ってきた。

3校の公立特別支援学校を視察して回る機会をいただき、JICAケニア事務所の車で楽ちん日帰り旅。

いつもボロボロのマタツ(相乗りバン)にばかり乗っているので、今日久しぶりに日本車に乗ったところ、あまりの快適な乗り心地にたまげた。

スタートの加速が早い!お尻に振動を感じない!ドアがしっとりと閉まる!

・・・TOYOTAすごいなあ。

 

さておき視察の方はというと、知的障害の子どもの通う特別支援学校を回った。

今後ケニアで特別支援教育に関わるボランティアを増やそうという試みが出てきている。

その上で、ケニア国内ばらばらに配置するのではなく、連携を取りやすいご近所の学校に入れようと考えてくれている。

 

私が1年ボランティアとして働いて思う事。

私の存在は、目の前の子ども達のためには必要だと思うけれど、ケニアの特別支援教育の発展のために何かできているかと言えば、なにもない。

気付きは多くあれども、一人では力が及ばず、行動に移して変えていけることは多くはない。

今後、特別支援教育に関わるボランティア同士が情報交換し、学校を行き来しやすい距離で活動する事で、ダイナミックな活動ができることを願う。

そして、一人でも多くの子ども達の学びの環境が、もっと豊かになるといい。

 

うらやましいほど広く清潔なドミトリー。海外からの支援が手厚いベネッサ特別支援学校。

自由な校風(?)生徒が広い敷地内にぽつぽつと寝転がっているンジョロ特別支援学校。見えるかな?

去年できた新設校。ダイニングとソファーセットが教室にありますよパンガニ特別支援学校。

 

一概に公立学校と言ってもケニアでは校長先生がどれだけ支援を引っ張ってこれるかなども大きく学校運営を左右するので、どの学校も特色が全く異なりユニークだった。

今日は、私がもしこの学校に配属されたらどう動くかなと、思いを巡らせながら各学校を見て回った。

なんだか一年前にケニアに来た時の気持ちを思い出したような。

またここから残り一年。

私に出来る事を探しながら、セントピーターズの子ども達との時間を大切に過そうと思う。

 

2012/06/21

買い物学習 part2

子ども達とはじめてのお買い物に出かけてから、早1ヶ月が経過。

お天気にも恵まれ、毎週継続して行うことができている。

子ども達も慣れて来て、次々と成長が見られ、嬉しい水曜日。

ここのDuka(商店)のおばちゃんは、私たちと一緒になって「おつりはいくら?」とか言って子どもに指導してくれる。

相手に思いが伝わった時の嬉しそうな顔。

普段ほぼ言葉を発さないAllyが、初めて自ら言葉を発した時。

好きなものを選ぶたのしみ。

 

子ども達の変化も見ていて楽しいけれど、近所の人たちの反応もとてもおもしろい。

「その学校に知的障害の子どもがたくさんいるのは知っていたけれど、いったいどんな子ども達か分からなかった。」

「え、この子しゃべれないの?」

「みんな病気?」

コミュニティーの人たちが、子ども達のことに興味を持って知ろうとしてくれている。

出かける度に声をかけてくれる人が増えて来た。

とっても嬉しい副産物。

 

2012/06/16

Outdoor Trip

6月15日金曜日、子ども達と校外学習に行った。

子ども達が作業学習の時間にこれまで作って来たビーズ作品を販売し、まとまったお金が作れたので今回の校外学習に漕ぎ着けた。

 

朝から雲行きが怪しく、出発前に土砂降りの雨が降りどうなることかと思ったが、なんとか出発。

マタツを一台貸し切り、向かった先はHaller Parkという自然公園。

Haller Park はキリン、ぞう亀、クロコダイル、カバや蛇などの動物が飼育されている、いわば動物園。

 

前日からわくわくの大興奮だった子ども達。

それはもう生き生きと、見るもの触れるものに五感を研ぎすませ、全身で学んでいた。

最年少ダニエル、ぞう亀と対面して大絶叫。

最初は怖くて近づけなかった子ども達もいたが、帰る前には触れるようになっていた。

キリンに餌やり、大迫力に逃げ出す子どもも続出。

キリンとのコミュニケーションや、きりんのべろりとした舌の感覚に、はまる子どもも続出。

クロコダイルに魅了される男子。

パン、チャパティ、バナナ、ジュースの贅沢ランチ。おやつのビスケットも嬉しそうに頬張っていた。

子ども達を無事に安全に引率できるか不安を抱いていた私も、気付けば一緒に思い切り楽しんでいた。

 

今回は私ともう一人特別支援学級の担任である同僚、寮母さん、デンマーク人と日本人のボランティアにも協力してもらい大人5人で子ども達を引率した。

ビーズ作品を買って支援をしてくれた人たち、こうしてボランティアとして手伝ってくれた人たち。

たくさんの人たちの様々な支えがあった上で、こうして子ども達は新しい世界を知ることができた。

あらためて感謝。

そして、そこで生まれた満開笑顔を、いちばん身近で見られるラッキーな私。

動物よりも子ども達の見せる表情や反応がおもしろすぎた。

ああ、かわいかった。