Takataka Box

現在タンザニアにて同じ職種でボランティア活動をしている友だちが、私の任地にやってきた。

先週の金曜日に学校を訪れて一日過ごしてくれた。

いつもこのクラスにもう一人教員がいれば・・・と夢を描いてはいたけれど、束の間の夢。

私が前に立つ間、普段なかなか細やかな指導が行き届かない子ども達にぴったりついてくれ、嬉しい限りだった。

ありがとう。

 

そしてこの日はアートの授業でゴミ箱を作った。

スワヒリ語では、ゴミは “タカタカ” という。

さあ、“タカタカボックス” 作りスタート!

このグループは、貴重な二十世紀梨の段ボールをデコレーション。

いつもの100倍の集中力で、おふざけ組が一生懸命作業に取り組んでくれていた。

細かい作業大得意!もくもくと手を進める職人Franklyne。

 

 

そしてできあがったタカタカボックスを持って、学校の敷地内のタカタカ拾い。

学校にはゴミ箱は無く、大きなゴミ穴があるだけ。

だが誰もそこにゴミを捨てに行くことなく、教員ですらも床や外にぽいぽいポイ捨てする。

というわけで無数のゴミが落ちているが、普段当たり前すぎるのか子ども達は最初はなかなか目に止まらない様子・・・

そこにもここにもゴミがあるじゃないかー!

よくよく足下を見て・・・。すぐにじゃんじゃん見つけ出す。

もくもくもくもく...タカタカ拾い。

こうして作ったタカタカボックス三箱が、あっという間にいっぱいになった。

 

 

今回のタカタカボックス作りでは、色紙をちぎって、水で薄めた糊で段ボールに貼っていくという簡単な作業。

だが、これがスムーズにできるようになった子ども達を見ていて感無量だった。

というのも、こちらでのアートの授業は、教員がノートにリンゴやボールの絵を描き、色鉛筆を一本渡されひたすら色塗りというものだった。

なので最初は、色紙をちぎる→糊をつける→紙に貼る という作業も子ども達の大半はできなかった。

そして友だちと協力して一つの物を作るということも、不慣れで苦手だった子ども達。

それがいくつかの段階を踏んで、この日すごい力を発揮してくれた。

いつの間に、色紙の裏表が分かるようになったのだろう。

いつの間に、友だちと糊のプレートを取りあって喧嘩を始めなくなったのだろう。

いつの間に、こんな長時間一つの作業に取り組めるようになったのだろう。

最近、子どもたちにこちらの期待と想像を越えられる、こんな嬉しい裏切りをよくされている。

子どもの成長は早い。

見逃さないよう、ひとつひとつ拾い上げてあげようと、タカタカを拾いながら考えていた。

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