ケニアの少年院

モンバサの北には刑務所があるのだが、その敷地内には少年院も併設されている。

今日の夕方、その施設の見学に同行させてもらえた。

ケニア国内様々な場所で何らかの罪を犯し有罪判決を受けた15〜17歳の少年達、その中でも比較的重たい罪を犯してしまった少年達が生活している。

 

約300人が生活するそこには、学校、木工・洋裁・園芸・溶接・メカニック等の職業訓練のための施設、ドミトリーと広大な運動場、そして大きな教会と小さなモスクがあった。

全員が学校に行くのではなく、ある程度本人の意志に沿って学校で勉強するか職業訓練を受けるかが決められるそうである。

学校では12月に行われるケニアのセンター試験にあたる大事な試験に向け、最高学年のクラスの少年達は真剣な表情で机に向かっていた。

団体で訪れた私たちを見る子ども達の顔には、内にある好奇心がちらりと覗かれたけれど、話しかけてもみんな控え目で、表情を崩さないようにしているように見えた。

 

“ケニアの重犯罪” 響きだけでオソロシイ想像を産むけれど、そこにいたのはいたって普通に見える少年達だった。

犯罪のケースは、もちろん稀に殺人もあるが、強盗・窃盗や性犯罪が多いそうだ。

昨年逃走を試みた少年がいたという話を聞いていたときのこと。

「ちなみに、その少年の犯した罪は何なのか。」という質問に

「彼は確か、メイズ(こちらの主食のとうもろこし)を盗んだんだ。」と返答がきた。

それって・・・お腹が減っていて仕方なかったんじゃないのか?

誰にでも一度や二度はある経験じゃないのか?

とうもろこし泥棒で一年以上も少年院に入れられるのか?

と頭の中に???がたくさん浮かんだ。

 

ケニアの少年保護関連の問題に興味がもくもくと沸いた今日。

百聞は一見に如かずとはすごい言葉だなぁと思う。

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