ここのところ本当にケニア慣れしてしまい・・・日本で社会復帰できるかなと不安がよぎる。
学校で日々起こるケニア的諸問題にも、一年半前は驚いていたのに今ではあたりまえに対応している。
今週、私のクラスの生徒が体調不良で倒れた。
孤児の子なので、学校の判断と対応が彼女に全てふりかかる。
学校の判断:「ま、マラリアでしょ。」
学校の対応:「マラリアの薬を2錠か3錠くらい飲ませてみよ。」
でた!いつもの “なんでもマラリア”。
みんな体調を崩したらいつもマラリアだと言う。
ローカルの病院では診断もマラリア率が極端に高い。
熱も低いしマラリアじゃないという確信もあり、いつも以上に病院に連れて行こうとしつこく食い下がった。
間違った薬を飲む事がどれだけ危険かと、説く。
大げさに、おどろおどろしく説く。
でも残念だが、力及ばず説き伏せれず、学校としては病院に連れて行くという判断に至らなかった。
でも同僚がお金を出し合って医療費を捻出し、病院へ連れて行こうと動いてくれた。
結果、マラリア検査はやっぱり陰性。
血液検査の結果、血が体を正常に巡っていない事が分かり、ドクターも「これは失神したらそのまま死ぬレベルだぞ!」と言う程危ないところだったようだ。(頻度は低いがてんかん発作もちの子どもなので、ひやりもひやり。)
きちんと症状に合った薬を処方され、今は病状は快方に向かっている。
今回の出来事で、学校側に少しでも “なんでもマラリア” の軽率さと命を預かる責任の重さを感じてほしい。
話は変われど、明日からイースターホリデーで4連休。
日本と比べて祝日が少ないケニア。
普段からみんなのんびり働いているけれど、それでも連休は嬉しいようで浮かれ気味。
Wたえこも浮かれ気味〜〜〜。
Have a happy Easter !!